18.相続対策・・・【お金の勘定】対策に有効なのは? - 遺産相続を【遺産争続】にしないための相続ガイド

18.相続対策・・・【お金の勘定】対策に有効なのは?


 前回は、相続対策のうち、
 【気持ちの感情】を満たすために有効な『遺言書』について、
 お勧めの『遺言書』の作成方法をお伝えしました。


 今回は、相続対策で重要な【お金の勘定】を満たすために有効な、
 『生命保険』の活用法についてお伝えいたします。


 相続対策で特に問題となるのが、

   ◇ 不動産などの遺産が多く、相続税を支払う現金がない
   ◇ 不動産などの分けにくい遺産が多く、遺産分割がうまくできない

 という2つになります。


 この2つを解決するためには、現金が多ければいいわけですが、
 なかなかそういうわけにもいきません。


 ですから、『生命保険』を活用するのが最も効果的なんです!


 かといって、生命保険は色々な用途で活用することができますので、
 相続税や遺産分割のためだけに生命保険に加入するわけにはいきません。


 そこで、まずは、生命保険の主な用途から整理していきたいと思います。


 生命保険の用途を考える場合は、
 ライフサイクルに合わせて考えることが重要です。

   ◇ 住宅資金
   ◇ 子供の教育・結婚資金
   ◇ 家族の生活保障資金
   ◇ 老後の生活資金・介護資金
   ◇ 相続税納税資金

 以上のような用途で生命保険を活用することができます。


 今回は、相続税納税資金がメインテーマですので、
 その他の用途については軽く触れる程度にとどめておきます。


 注意して読んでいただきたいのは、
 決して保険は万能ではなく、用途や目的によって、
 適した保険の種類は違うということです。


 よくありがちな契約の仕方として、
 保険料が安くなるから・・・という言われて、
 色々な特約を付けているケースです。


 例えば、終身保険に医療保険やがん保険の特約を
 付けていたりしませんか?


 契約してから数年後に、「もっといい保険が出ましたから、
 見直しをすると保険料が安くなりますよ!」
 と言われ、その保険を解約したりしていないでしょうか?


 これって大間違いなんです!!!


 終身保険は解約すると、解約金が発生するものですから、
 見直ししても、多少損をすることがあっても、
 丸々損をすることはありません。


 ですが、特約で付けている医療保険やがん保険は、
 掛け捨ての場合が多いため、保険の見直しをした場合、
 それまでに支払っていた保険料は、丸々損をするわけです!


 ですから、契約する時は、多少高いと感じるかもしれませんが、
 保険は数年ごとに見直しをした方が絶対にいい商品が出ていますから、
 見直しをすることを前提に、終身保険は終身保険だけ。


 医療保険やがん保険も、それぞれ単独の保険契約にすべきだと
 私は考えています。


 それに、例えば特約で付けているがん保険と、
 がん保険単独で契約している保険とは、適用対象となるがんの種類が
 全然違うってご存知ですか?


 特約でがん保険を付けているから、がんは大丈夫!!!
 って思っていらっしゃるかもしれませんが、
 特約では出ないがんの種類もあり、いざがんになった時に、

 「話が違うじゃないか!!!」

 となる可能性もあるんです。


 ですから、保険については、くれぐれも保険の用途ごとに
 それぞれ単独で契約することをお勧めします。


 少し長くなりましたので、用途ごとに適した保険の種類や
 保険を選ぶ際の注意点については、次回お伝えしたいと思います。


 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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2015-09-24 17:01 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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